暑がりなのに体温が低い。
体温を測ると高いのに体の中が冷えている。
謎な現象ですよね。
体の中と外では体温が違う、一人で2つの体温が存在するのか!?
どういう事かというと、体の内側で内臓などが冷えると
体温が体表面に逃げていきますので、体表面の温度が上がり
体内の温度が下がる。
というわけです。
まさにこの現象を実感することがありました。
空腹時に冷たいアイスコーヒーを飲んだら腸が冷えるのを感じました。
その少し後から、皮膚が暑くなりエアコンを入れたくなりました。
室温は27度。
腸が冷たいのを感じつつ、体の外側が暑い。不思議な感じでした。
たまに冷え性であるにも関わらず、体温は低くない人がいますが
身を持ってこういう事かと思いました。
このような方は、ご自身のことを体温が高いと思っているでしょうから
1度、婦人体温計で図ってみると良いと思います。
男性でも可能なものがあります。
婦人体温は、体内の温度に近い温度が測れます。
腸の理想の温度は37.5度程度なので、これより低ければ
体内は冷えていると言ってよいでしょう。
ちなみに普通体温というと、体表面の温度のことです。
体の中の温度のほうが高いです。
もちろん、体の中を温めれば暑がりも中和されます。